Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、様々なシミやアザを治療する強力なレーザーです。レーザー光は、ある特定の色素に反応し吸収される性質があります。ルビーレーザーは、694nmの波長を出し、皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れています。
傷跡を残さずに、メラニン色素のみを破壊しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけることがありません。

適応疾患
保険適応
・太田母斑
・異所性蒙古斑
・外傷性刺青
・扁平母斑

保険適応外
・老人性色素斑(丸いシミ)
・脂漏性角化症(老人性イボ)
・平らなホクロ
・遅発性両側性太田母斑
・後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
・口唇メラノーシス
・雀卵斑(ソバカス)
・伊藤母斑
・ベッカー母斑
・刺青(黒色・青色)
・コスメティックタトゥー(眉墨、アイライン等)
・光線性花弁状色素斑(背中〜肩に多発するシミ)

治療の流れ
1.医師による診察・スタッフによるカウンセリング
2.記録写真撮影(紫外線条件でも撮影を行い、肝斑の有無をチェックします。)
3.産毛がある場合は剃毛
4.眼の保護のためシールドを装着
5.患部をアイスキューブでクーリング(必要時には塗り薬か注射による麻酔を行います。)
6.患部へレーザーを照射
7.患部をアイスキューブでクーリング
8.紫外線条件で写真を撮影し、シミが取りきれたかを確認
9.照射部位へワセリンを塗布しガーゼを茶色いテープで固定し保護します。

アフターケア
治療後5〜10日間のテープ保護が必要です。
1.施術当日から入浴可能です。テープをはがさずに入浴してください。
2.入浴後、テープをはがします。
3.綿棒で軟膏を優しく塗ります。レーザー照射部位より若干広めに塗ってください。
4.その上からテープを貼ります。
5.5日目ぐらいに薄い膜状のカサブタが出来てきます。
6.カサブタが出来れば、テープ保護は終了となります。
7.カサブタをはがさないように洗顔や入浴をしてください。
8.カサブタの上からコンシーラーやファンデーションを塗って構いません。
9.7〜10日ほどで自然とカサブタは取れてきます。
10.カサブタが取れましたら、日焼け止めを忘れずに使用してください。

副作用・後遺症
炎症後色素沈着
皮膚のメラニン色素を破壊する時に生じる熱により、熱を生じ軽いヤケド状態になります。そのヤケドのために起こってくるのが炎症後色素沈着です。治療後2週間ほどでシミのとれた後の赤みが茶色みに変わってきます。老人性色素斑の場合、約半数の方に炎症後色素沈着が生じるとされています。
肝斑が混在している場合やアフターケアが不適切な場合は、炎症後色素沈着が起こりやすいとされています。
炎症後色素沈着は最長でも1年で消失します。
当院では少しでも炎症後色素沈着を減らすため、紫外線条件での写真撮影を行い肝斑を見逃さないようにしたり、症例によってはレーザー治療前にトレチノインゲルやハイドロキノンゲルを外用していただいたり、アフターケアをしっかり行っていただいたりすることにより治療後の色素沈着がなるべく起こらないよう十分に配慮しています。

色素脱失
効果を求めて強いレーザー光を照射することにより色素脱失生じることがあります。当院で採用しているThe Ruby Z1は照射野に均等な強度でレーザー光を照射できますので、適正な強度で治療行うことにより色素脱失が起こる可能性を少なくしています。
色素脱失は生じてしまうと元には戻りません。

症例写真
老人性色素斑
太田母斑
口唇メラノーシス

料金
自費診療
初診料 3,000円
再診料 1,000円
治療基本料 10,000円
1mm 1,000円
テスト照射 3,000円
※シミの長径で料金を決定いたします。(例:5x7mmのシミの場合、治療基本料10,000円+1,000円×7mmで17,000円となります。)
※雀卵斑(ソバカス)、光線性花弁状色素斑のテスト照射は3,000円で治療基本料は頂きません。
※雀卵斑(ソバカス)、光線性花弁状色素斑など、数が多い場合は、相談の上、料金を決定いたします。
※老人性色素斑が1回で取りきれずに半年後に色素が残っている場合は、治療基本料を半額の5,000円といたします。
※カサブタが取れるまでのアフターケアに使用する外用剤・テープ代が含まれます。
※クレジットカードが使用できます。

保険診療
テスト照射・1回目 8,400円(3割負担)
2回目以降 8,400円(3割負担)
※初診料・再診料が別にかかります。

治療価数の目安
老人性色素斑 1〜2回
雀卵斑 1〜2回
口唇メラノーシス 1回
後天性真皮メラノサイトーシス 2〜4回
扁平母斑 4回以上
カフェオレ斑 1〜3回
太田母斑 5回以上
伊藤母斑 5回以上
ベッカー母斑 6回以上
刺青 1〜3回
外傷性刺青 1〜3回

Q&A
Q.誰でも受けられますか?
A.下記の方は治療を受けられません。
・妊娠中、出産後6ヶ月以内の方
・光アレルギーのある方
・シミの上に肌色の刺青を行っている方
・金の糸を入れている方
・金製剤(シオゾール注、グレリース錠、リザスト錠、リドーラ錠)の注射・服用歴のある方

Q.テープ保護は絶対必要ですか?
A.治療後5〜10日間の保護をすることにより色素沈着が起きにくなるとされています。

Q.痛みはあるの?
A.老人性色素斑や雀卵斑(ソバカス)など皮膚の浅いところにあるシミでは、レーザー照射時に輪ゴムで弾かれたような痛みがありますが、麻酔なしで施術できることが多いです。
太田母斑や後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)など皮膚の深いところにあるシミ・アザの場合は痛みが強いですので注射による麻酔をした後にレーザー照射をいたします。

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