粉瘤(ふんりゅう)は、まれに足の裏にできることもあります。
原因がわからない体の粉瘤と違い、足の裏の粉瘤はトゲの刺さった後やイボが出来ている部位など原因がはっきりすることが多いのが特徴です。

手術はヘソ抜き法で行います。足の裏の粉瘤は、袋の厚さが厚く丈夫ですのでかなり小さな穴で手術可能です。

足の裏の粉瘤

約1cm大の押すと痛みを伴う粉瘤を局所麻酔後2ミリの穴から摘出しました。
穴を開け、強めに絞るとポンと飛び出してきます。このポンと出てくる瞬間が快感

摘出した袋の一部

摘出した袋の一部。厚みは1mmほどありました。

手術代4,980円+病理検査代3,070円 合計8,050円(税抜)

足の裏は大きな傷をつくると傷跡がタコや魚の目になることも少なくありません。
ヘソ抜き法は小さな傷で手術を行えますので足の裏の粉瘤にはベストな方法だと思っています。

粉瘤の手術はしむら皮膚科クリニック

感染
細菌による炎症

血腫
術後、皮膚の下に出血が起こり血液が貯留する

出血
術後にやや多い出血を起こす

内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。

瘢痕
全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。

肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷跡の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法があります。