乳頭縮小術

もともと乳首が大きい、出産後に乳首が大きくなってしまった、男性なのに女性みたいな乳首をしている、そんな乳首のお悩みをお持ち方のための手術です。
 
乳管を温存して将来の授乳に備える方法と乳管を温存しない方法がございます。
また男性の方にも人気の手術です。

乳頭縮小術の適応

  • 乳頭が大きく伸びている方
  • 乳頭を低くしたい方
  • 乳頭のサイズを全体的に小さくしたい方
  • 授乳機能に影響を与えないで小さくしたい方
  • 男性で乳首が大きく悩んでいる方 

治療の流れ

 

  1. 男性医師(形成外科専門医)による診察。
  2. 記録写真撮影
  3. 局所麻酔。麻酔後10分ほどお待ちいただきます。
  4. 手術
  5. 会計
  6. 帰宅。当日より入浴いただけます。
  7. 7日後に抜糸いたします。
  8. 1ヶ月後、3ヶ月後に経過観察の再診をお願いしています。

手術方法

乳管を残す方法

乳管と乳頭上部の乳管出口が温存されるため、手術後に妊娠・出産をした場合でも授乳をすることが可能です。
乳頭の付け根に麻酔を打ちますので、注射の痛みは少しチクッとする程度です。感覚の強い乳頭先端には注射をしませんので、ご安心ください。

乳頭を小さくする場合

乳頭を小さくする場合

 
乳管を傷つけないよう、乳頭を三角形のように切除します。切除した部分を縫合し、乳頭のサイズを小さくします。
 

乳頭を低くする場合

乳頭を低くする場合

 
乳頭の付け根の周囲を切除します。横から見るとキノコのような形になります。乳管を残しつつ、不要な部分を切除し縫合すると乳頭の高さが低くなります。
 

乳頭を低く小さくする場合

乳頭を低く小さくする場合

 
乳頭の付け根の周囲を切除します。横から見るとキノコのような形になります。乳頭頂部を三角形のように切除します。縫合し、乳頭を低く小さくします。
 
 

乳管を残さない方法

男性の方や、今後授乳する予定のない方の手術法です。
乳頭の付け根に麻酔を打ちますので、注射の痛みは少しチクッとする程度です。感覚の強い乳頭先端には注射をしませんので、ご安心ください。

乳頭を低く小さくする場合

乳頭を低く小さくする場合

 
乳管部分を含む乳頭上部を楕円形のように余分な皮膚や皮下組織を切除し、残りの皮膚を縫合することで乳頭を低く小さくします。

施術実績

2021年 18件
2020年  1件

 手術料金 

  • 自費診療となります。
  • クレジットカードをご使用いただけます。
初診料

3,300円

再診料

1,100円

手術料金(両側)

乳管を温存する場合

乳頭を小さくする   176,000円

乳頭を低くする    198,000円

乳頭を低く小さくする 242,000円

乳管を残さない場合

乳頭を低く小さくする 132,000円

※表示価格は税込です。
※男性の場合、乳管を残さない方法となります。
※術後抗生剤、痛み止めも料金に含まれます。
※片側の場合、上記料金の6割となります。

合併症・副作用

感染

細菌による炎症

血腫

術後、皮膚の下に出血が起こり血液が貯留する

出血

術後にやや多い出血を起こす

内出血

術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。

瘢痕

全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。

Q&A

Q. 手術は痛いですか?

A. 局所麻酔時に痛みがありますが、手術中は痛みはありません。

Q. 手術後は痛いですか?

A. 当日、翌日ぐらいまで痛みが続くことがありますが、ごく軽いものです。

Q. 手術後の処置は?

A. 手術当日からシャワー浴は可能です。浴槽への入浴は指示に従ってください。入浴後、お渡しする絆創膏をお使いください。

Q. 授乳に影響はありますか?

A.乳管を温存する方法であれば、将来的に授乳をすることはが可能です。

Q. 傷跡は目立ちますか?

A.傷跡が極力残らないよう切除・縫合いたします。手術後、傷跡はだんだんと目立たなくなっていきます。

Q. 感覚が変化することはありますか?

A.術後は感覚が変化することもありますが、1ヶ月ほどすると元に戻ってきます。