ケロイド・肥厚性瘢痕の手術

ケロイドや肥厚性瘢痕は、傷がうまく治らずに赤く盛り上がり、醜形をきたしたり、痒みや痛みを感じたり、運動制限を生じたりする病気です。
筋肉のすじの方向と平行に傷ができると生じやすく、手術によりなるべく筋肉のすじの方向と直行するように傷を作り変えて上げるとキレイに治ることもあります。肥厚性瘢痕はたいていこの方法で治すことが出来ます。
ケロイドには2種類あり、傷を大きく超えて増大する真性ケロイドは手術の対象になりません。傷を軽く超えるぐらいの増大をみせる仮性ケロイドは手術で治る可能性もあります。
 
ピアスケロイドなど露出部に生じ醜形をきたしているもの、関節部分に生じて運動制限のあるものは保険適応になります。

症例写真

症例1

腹部の肥厚性瘢痕 手術前

腹部の肥厚性瘢痕

張力を分散する目的で波状に切除線を設定します。

腹部の肥厚性瘢痕 手術直後

手術直後

手術料金 15万円

腹部の肥厚性瘢痕 手術後1年半

術後1年半

 だいぶ目立たなくなりました。

症例2

ピアスケロイド 手術前

ピアスケロイド

醜形をきたしているピアスケロイド

ピアスケロイド 手術直後

手術直後

局所麻酔下に切除しました。

ピアスケロイド 圧迫ピアス装着

圧迫ピアス装着

 再発を防ぐため術後早期から圧迫ピアスを装着します。

手術料金

 

保険診療 

  • 露出部で醜形をきたしている場合、運動制限がある場合に保険適応となります。
  • 3割負担時の料金です。
  • その他に診察料、検査料がかかります。
  • クレジットカードをご使用いただけます。
初診料

3,000円

再診料

1,000円

ピアスケロイド切除

14,190円

瘢痕拘縮形成手術

36,780円(顔面)
24,180円(顔面以外)

※ピアスケロイド切除は他に病理診断料がかかります。

 

自費診療 

  • クレジットカードをご使用いただけます。
初診料

3,000円

再診料

1,000円

手術基本料金

30,000円
切除線の全周1cmにつき5,000円

※別途、消費税を頂戴しております。

合併症・副作用

感染

細菌による炎症

血腫

術後、皮膚の下に出血が起こり血液が貯留する

出血

術後にやや多い出血を起こす

内出血

術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。

瘢痕

全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。

肥厚性瘢痕(ケロイド)の再発

術後に再発する可能性が高い手術です。後治療(テーピング、圧迫等)の指示をお守りください。

Q&A

Q. 手術は痛いですか?

A. 局所麻酔時に痛みがありますが、手術中は痛みはありません。

Q. 手術後は痛いですか?

A. 当日、翌日ぐらいまで痛みが続くことがありますが、ごく軽いものです。

 Q. 手術後の処置は?

A. 手術当日からシャワー浴は可能です。浴槽への入浴は指示に従ってください。入浴後、テーピングもしくは清潔なガーゼ保護をしてください。