ケロイドの治療(5FU+フラクショナルレーザー)

 
ケロイド イメージ
ケロイドとは元の傷(切り傷、ニキビ、手術、予防接種など)の範囲を超えて拡大して、コブ状に赤く盛り上がるものをいいます。体質が大きく関与し、胸の真ん中、肩甲骨まわり、肩周り、頬骨の外側によく出来ます。
治療としては、圧迫療法、ステロイド外用、ステロイド局所注射、色素レーザーなどが一般的です。当院では、抗癌剤の一種である5FU(フルオロウラシル)を、 炭酸ガスフラクショナルレーザー用いてケロイド内に少量を導入する治療を行なっています。

症例写真

モニターさんの治療経過です。

症例1

ケロイド 治療前

治療前
ケロイド 11回施術後

11回施術後

11回治療費:181,500円(税込・自費診療)
※上記の症例の場合

症例2

ケロイド 治療前

治療前
ケロイド 8回施術後

8回施術後

8回治療費:88,000円(税込・自費診療)
※上記の症例の場合

治療の流れ

 

  1. 診察・カウンセリング
  2. 記録写真の撮影
  3. 麻酔薬の注射
  4. ステロイドの局所注射
  5. フラクショナルレーザーによる穴あけ
  6. 5FU導入

料金

初診料

3,300円

再診料

1,100円

施術料

 5平方センチメートルまで 11,000円
10平方センチメートルまで 16,500円
15平方センチメートルまで 22,000円

※表示価格は税込です。
※広範囲の場合は相談の上、料金を決定致します。

合併症・副作用

感染

細菌による炎症

血腫

術後、皮膚の下に出血が起こり血液が貯留します。

出血

術後に微量の出血を起こしますが、数分で止まります。

内出血

術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。

びらん

1~2週間、若干のびらん(表面の皮むけ)が続く場合があります。

瘢痕

全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。

肥厚性瘢痕(ケロイド)の再発

術後に再発する可能性が高い手術です。後治療(テーピング、圧迫等)の指示をお守りください。

Q&A

Q. 痛いですか?

A. 局所麻酔をするときは痛みを伴いますが、それ以降は痛くありません。

Q. 血が出ますか?

A. 微量の出血は起こりますが数分で止まります。1~2週間の間、若干のびらん(表面の皮むけ)が続く場合があります。

Q. 施術後、入浴できますか?

A. 翌日から入浴可能です。

Q. 治療のペースは?

A. 月1回のペースで治療致します。

Q. 何回で効果がでますか?

A. 経験上、2~3回で効果が出ています。ですので、3回やっても改善がない場合は効果なしと判定し治療を中止します。