アウトドア・トラベル外来

 

アウトドアや旅行を安心して楽しむためのオンライン診療

アウトドア・トラベル外来は、登山やトレッキング、トレイルランニング、クライミング、SUP、カヌーなどのアウトドア活動や、海外旅行・海外遠征を予定されている方を対象とした自費オンライン診療です。
高山病やマラリア、レプトスピラ症などの感染症予防、携行薬のご相談など、アウトドアや旅行に伴う健康リスクについて医学的なアドバイスを行います。
また、ヒマラヤやアンデスなどの高所登山、標高3,000m以上でのトレッキングを予定されている方には、高山病予防薬(アセタゾラミド〔ダイアモックス〕)について適応を判断したうえで自費処方を行います。
 
海外への渡航に限らず、日本国内の標高2,500m以上の山、沖縄地方などの熱帯・亜熱帯地域への旅行やSUP・カヌーなどのウォーターアクティビティを予定されている方には、渡航先や活動内容に応じて、マラリア予防薬(メフロキン等)やレプトスピラ症予防薬(ドキシサイクリン)について適応を判断し、自費処方を行います。
 
いずれの処方についても、既往歴、服用中のお薬、アレルギー歴などを十分確認し、適応・禁忌・副作用についてご説明したうえで処方いたします。

このような方におすすめです

 

  • 海外で登山やトレッキングを予定している
  • 富士山などの標高の高い山に登る予定で高山病が心配
  • 海外でトレイルランニングやクライミングを楽しみたい
  • SUP・カヌー・キャニオニングなどのウォーターアクティビティを予定している
  • 沖縄地方や熱帯・亜熱帯地域へ旅行する
  • マラリアやレプトスピラ症などの感染症が心配
  • 海外旅行に携行する薬について相談したい
  • 出発前にオンラインで相談したい

ご相談いただける内容

 

高山病対策

高所では気圧や酸素濃度の低下により、高山病を発症することがあります。
登山計画や標高、既往歴などを確認し、高山病予防薬(アセタゾラミド〔ダイアモックス〕)の適応を判断したうえで処方します。
 

高山病とは?

高山病とは、標高の高い場所で酸素濃度の低い環境に体が順応できずに起こる病気です。
一般的に標高2,500m以上で発症するリスクが高まり、富士山や日本アルプス、ヒマラヤ、アンデスなどでみられます。

主な症状

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 食欲低下
  • めまい
  • 倦怠感
  • 息切れ
  • 睡眠障害

高山病を予防するには

  • ゆっくり高度を上げる
  • 十分な水分補給
  • 飲酒を控える
  • 無理をしない
  • ダイアモックスの予防投与

 

このような方に適しています

  • 標高3,000m以上へ登る予定がある
  • 高山病が心配
  • 過去に高山病になったことがある

マラリア予防

マラリア流行地域へ渡航される方を対象に、滞在地域や期間などを確認し、必要に応じてマラリア予防薬(メフロキン等)を処方します。

※メファキンは院内在庫がない場合、診察後に取り寄せになる場合があります。お取り寄せには日数を要する場合がありますので、渡航日まで余裕を持ってご予約ください。
 

マラリアとは?

マラリアは、マラリア原虫を保有するハマダラカに刺されることで感染する病気です。
アフリカ、東南アジア、中南米などで多くみられます。

主な症状

  • 高熱
  • 悪寒
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 筋肉痛
  • 嘔吐

マラリアを予防するには

  • 虫除け
  • 長袖・長ズボン
  • 蚊帳
  • 予防薬

 

このような方に適しています

  • マラリア流行地域へ旅行・出張・遠征予定
  • 長期間滞在する予定
  • 医療機関を受診しにくい地域へ行く

レプトスピラ症予防

熱帯・亜熱帯地域では、河川や湖沼などで行うアクティビティを通じてレプトスピラ症に感染するリスクがあります。
日本国内でも沖縄・八重山地方などの亜熱帯地域では、レプトスピラ症などに注意が必要です。
特に水辺でのアウトドア活動を予定されている方には、必要に応じてドキシサイクリンによる予防投与をご提案します。
 

レプトスピラ症とは?

レプトスピラ症は、レプトスピラに感染した動物の尿で汚染された水や泥が、皮膚の傷や目・鼻・口などの粘膜から体内へ侵入することで感染します。
初期症状は風邪やインフルエンザに似ていますが、重症化すると腎臓や肝臓などに影響を及ぼすことがあります。

感染しやすい場面

  • SUP
  • カヌー
  • 沢登り
  • キャニオニング
  • トライアスロン
  • 河川遊び

予防方法

  • 傷口を保護する
  • 汚染水を避ける
  • ドキシサイクリン

 

このような方に適しています

  • 河川や湖沼でアウトドア活動を予定している
  • SUP・カヌー・沢登り・キャニオニングを予定している
  • レプトスピラ症のリスクが高い地域へ渡航する

携行薬のご相談

国内外のアウトドアに精通した経験豊富な医師が、旅行先やアウトドア活動の内容に応じて、携行しておくと安心な薬剤についてご案内いたします。

料金

初診料

3,300円

再診料

1,100円

オンライン診療予約料

1,100円

薬剤料

ダイアモックス  1錠 39円

ドキシサイクリン 1錠 48円

メファキン    1錠 1,667円

※表示価格は税込です。
※メファキンは院内在庫がない場合、診察後に取り寄せになる場合があります。お取り寄せには日数を要する場合がありますので、渡航日まで余裕を持ってご予約ください。

オンライン診察(遠隔医療)

当院ではアウトドア・トラベル外来において、オンライン診察(スマホ・パソコンをつかった診察)を行っております。
新患でもオンライン診察をお受けいただけます。
パソコンの場合、カメラ・マイクが必要です。また、パソコンの方はchromeというブラウザのインストールが必要です。
 

アプリのダウンロード

オンライン診察の大まかな流れ

  1. 病院・診療所をさがすから「しむら皮膚科クリニック」を探す
  2. アウトドア・トラベル外来の診察予約を選択
  3. ご希望日時に診察を予約。当日のご予約は、ご希望時間の1時間前まで可能です。
  4. ご自身の情報(氏名等、クレジットカード、問診票)を登録
  5. 予約時間になりましたら、PC、スマホ、タブレットのカメラ・マイクを使って診察
  6. 診察後、登録されたクレジットカードでお支払いが完了します。
  7. 後日、お薬が郵送されます。

 
※お支払いはクレジットカード払いのみになります。

※オンライン診療予約料として1,100円(税込)が別途かかります。

※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。

合併症・副作用

手足や口周囲のしびれ

ダイアモックスの服用により、手足や口の周りにしびれを感じることがあります。多くは一時的で、服用を中止すると改善します。

頻尿・脱水

ダイアモックスには利尿作用があるため、尿の回数が増えることがあります。脱水を防ぐため、こまめな水分補給を心掛けてください。

消化器症状

ダイアモックス、メフロキン、ドキシサイクリンの服用により、吐き気、腹痛、下痢などの症状が現れることがあります。多くは軽度で一時的ですが、症状が強い場合はご相談ください。

光線過敏症

ドキシサイクリンの服用中は紫外線の影響を受けやすくなり、日焼けや皮膚の赤みが起こりやすくなることがあります。外出時は日焼け止めや帽子などで紫外線対策を行ってください。

精神・神経症状

メフロキンでは、まれに不眠、不安、抑うつ、めまい、幻覚などの精神・神経症状が現れることがあります。異常を感じた場合は服用を中止し、速やかにご相談ください。

アレルギー反応

発疹やかゆみなどのアレルギー症状が現れることがあります。まれに重篤なアレルギー反応を起こすことがあるため、異常を感じた場合は速やかに医療機関を受診してください。

重篤な副作用

ごくまれに重い皮膚障害、肝機能障害、血液障害、けいれん、アナフィラキシーなどの重篤な副作用が報告されています。体調に異変を感じた場合は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

 

処方できない場合

妊娠中・授乳中の方、8歳未満の小児(ドキシサイクリン)、精神疾患やてんかんの既往がある方(メフロキン)、スルホンアミド系薬剤アレルギーや重度の腎・肝機能障害がある方(ダイアモックス)などは処方できない場合があります。
診察時に既往歴や服用中のお薬を確認し、安全性を考慮したうえで処方を判断します。

Q&A

Q. アウトドアをしなくても受診できますか?

A. はい。海外旅行や海外出張など、渡航先で高山病や感染症のリスクがある場合もご相談いただけます。

Q. 沖縄でSUPやカヌーをする場合も対象ですか?

A. はい。沖縄など国内でも、河川や淡水域でのアクティビティではレプトスピラ症などの感染リスクがある場合があります。活動内容に応じてご相談ください。

Q. 高山病予防薬だけ処方してもらえますか?

A. 診察の結果、医学的に適応があると判断した場合に処方します。

Q. マラリア予防薬は誰でも服用できますか?

A. 既往歴や服用中のお薬によっては処方できない場合があります。診察時に詳しく確認いたします。

Q. 保険診療ですか?

A. アウトドア・トラベル外来は自由診療です。

Q. 富士山でも高山病になることはありますか?

A. はい。富士山でも高山病になることがあります。
高山病は一般的に標高2,500m以上で発症するリスクが高まり、富士山(標高3,776m)は日本国内でも高山病が起こりやすい山として知られています。
また、以下のような標高の高い山でも高山病のリスクがあります。
・富士山(3,776m)
・北岳(3,193m)
・奥穂高岳(3,190m)
・間ノ岳(3,190m)
・槍ヶ岳(3,180m)
・木曽駒ヶ岳(2,956m)
特に、短時間で標高を上げる登山や、睡眠不足・脱水・飲酒などが重なると、高山病を発症しやすくなります。
高山病が心配な方や、過去に高山病になったことがある方は、登山計画に応じて高山病予防薬(ダイアモックス)の適応を判断いたしますので、お気軽にご相談ください。